メニューの目的
肩と僧帽筋の強化: アップライトロウは、三角筋や僧帽筋を重点的に鍛えるエクササイズです。これにより、バッティングやスローイング動作で必要な上半身の安定性とパワーが向上します。特に、スイング時に上半身を安定させるために重要です。
肩甲骨の可動性向上: 投球やバッティングにおいて、肩甲骨が滑らかに動くことは効率的なパフォーマンスに直結します。アップライトロウは、肩甲骨をしっかりと引き寄せる動作を強化し、可動性を高めます。
肩関節の安定性: 野球の動作では肩にかかる負担が大きく、アップライトロウで肩の筋肉をバランスよく強化することで、肩関節の安定性が増し、ケガの予防につながります。
スイングのコントロール向上: 上半身の筋力をバランスよく鍛えることで、スイング中の肩や腕のブレが減り、より正確で力強いスイングが可能になります。
全身の連動性強化: アップライトロウは体幹と上半身の連動性を高めるため、野球に必要な全身のスムーズな動きに寄与します。
強化部位
- 三角筋（特に中部）: 肩の安定性を高め、スローイングやバッティングでの腕の動きをサポート。
- 僧帽筋（上部）: 肩甲骨を安定させ、上半身のパワーを伝達。
- 上腕二頭筋: 肩と肘の動作をサポートし、スムーズな腕の動きを促進。
- 前腕屈筋群: バットやボールを扱う際のグリップ力を向上。
動作ポイント
- 足を肩幅に開き背筋をまっすぐに保ち。安定した姿勢を作る
- バーベルやダンベルを肩幅より狭く握る
- 肘を上に引き上げるようにして、重りを胸の高さまで持ち上げる。肘が手首よりも常に高い位置を作る
- 持ち上げる際に肩甲骨を寄せるように意識し背中の筋肉を使う
※下ろす際にコントロールを保つ
セット数
10回×3セット
