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肩甲骨の柔軟性・可動性

肩甲骨が柔軟かつ可動性が高いと、肩や肘に負担をかけずに腕をスムーズに動かせます。これにより、フォームが安定し、怪我のリスクが減少します。

肩の柔軟性・可動性

パフォーマンス向上: 肩の可動域が広いと、腕のスピードやリリースポイントを調整しやすく、より強力で正確な投球が可能になります。

怪我予防: 肩が硬いと、無理な動作によって肩や肘に過剰な負担がかかり、怪我のリスクが増します。柔軟性を保つことで、ストレスを分散し、負担を軽減できます。

肩の回内・回外

スムーズなフォーム: 肩がスムーズに動くことで、全体の動作が連動しやすくなり、投球フォームが安定します。

力の伝達とリリースの精度: 肩の回内(前腕を内側に回す動作)と回外(前腕を外側に回す動作)は、投球時の手首や肘の位置に影響し、正確なリリースと回転を生み出します。

球種のバリエーション: 回内・回外の動作は、変化球や速球を投げ分ける際に重要です。これにより、ピッチャーが多様な球種を投げることが可能になります。

怪我予防: 回内・回外の動作を適切にコントロールすることで、肩や肘の過剰なストレスを避け、怪我のリスクを減らします。

動作ポイント

  1. うつ伏せの状態で肘を前に出す
  2. 肘を伸ばしたまま横に円を描くように手を後ろに回す
  3. 腕の動作としては回内、回外を繰り返す
  4. 2.3.をスムーズに行いながら肩甲骨の柔軟性を高めるように意識する

セット数

  • スイマー 10回

1〜2セットずつを目安に

この記事を書いた人

BTAでは「#フィジカル勝負」というスローガンを掲げ、圧倒的なフィジカルを手に入れて野球パフォーマンスを向上させることを目指して、フィジカルトレーニングを提供しています。また、BTAでは野球パフォーマンスはスキル50%、フィジカル50%という考えを大切にしており、そのうちのフィジカル50%を徹底的に鍛えるためのメニューや環境をご提供することが私たちの役割だと信じています。