メニューの目的
体幹の安定性強化
スーツケースキャリーは片側に荷重をかけることで、腹斜筋や腹直筋を強化し、体幹の安定性を向上させます。これにより、投球やスイング時のバランスが向上し、ブレのない動作が可能になります。
コアのアンチローテーション能力の向上
体幹の回旋を抑制する力が鍛えられ、急な方向転換やスローイング時の安定性が高まります。特に、体幹を回旋させずに力を発揮する必要がある動作で有効です。
肩と腰の安定性向上
スーツケースキャリーでは、肩と腰の安定性が必要とされるため、これらの部位が強化されます。これは、投球時の肩の保護や、スイング時の腰の安定に重要です。
全身のバランスと強度の向上
片手で重量を持って歩く動作により、全身のバランスと筋力が向上し、野球のパフォーマンスが全般的に向上します。
強化部位
腹斜筋: 片側の荷重を支えることで、体幹の側面を強化し、安定性を向上させます。
腹直筋: 体幹の中心部を鍛え、姿勢の安定性を高めます。
広背筋: 上半身の安定性をサポートし、荷重を持ち上げる動作に寄与します。
大臀筋とハムストリングス: 歩行時に下半身を安定させ、強化します。
動作ポイント
セットアップ:
片手に重り(ダンベルやケトルベル)を持ち、もう片方の手は自然に下ろします。足を肩幅程度に開いて立ちます。
体幹の安定性:
重りを持っていない側に体が傾かないように、体幹を引き締めてまっすぐに立ちます。
歩行動作:
一歩ずつ前に進み、体幹の筋肉を使って体を安定させます。歩行中も肩や腰が傾かないように注意します。
セット数
左右それぞれ50メートル × 1セット