メニューの目的

ローテーターカフの強化:肩のインナーマッスル(ローテーターカフ)を強化し、投球やスローイング時の肩の安定性を向上させます。これにより、肩の負担が軽減され、怪我のリスクが減少します。

肩甲骨の可動性向上:バンドスケアクロウは、肩甲骨を正しく動かしながら行うため、肩甲骨の可動域を広げ、投球時の力の伝達効率を高めます。

フォームの安定性向上:投球動作における肩と肩甲骨の連動性を強化し、スムーズで安定したフォームを確立します。

ケガ予防:肩の安定性を高めることで、過度な負荷による肩や肘の怪我を予防します。

強化部位

ローテーターカフ(肩回旋筋群)

棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋を強化し、投球時の肩の安定性を向上させます。

三角筋後部

投球時に肩を後方に引く動作をサポートし、安定したスローイングを可能にします。

僧帽筋中部・下部

肩甲骨の安定性を保ち、肩の可動性を向上させます。

菱形筋

肩甲骨を引き寄せる筋肉で、投球フォームの安定に寄与します。

動作ポイント

  1. バンドを固定し、両手でバンドを握る。肘を肩の高さで90度に曲げ、前腕が地面と平行になるようにセットする。
  2. 肩甲骨を寄せて胸を張り、肩がすくまないように意識する。
  3. 肘の位置を固定したまま、前腕を外側に回旋させてバンドを引っ張る。肩甲骨を寄せながら、肩を後ろに引くように意識する。

※動作中は反動を使わないよう注意する。

セット数

10回×3セット

この記事を書いた人

BTAでは「#フィジカル勝負」というスローガンを掲げ、圧倒的なフィジカルを手に入れて野球パフォーマンスを向上させることを目指して、フィジカルトレーニングを提供しています。また、BTAでは野球パフォーマンスはスキル50%、フィジカル50%という考えを大切にしており、そのうちのフィジカル50%を徹底的に鍛えるためのメニューや環境をご提供することが私たちの役割だと信じています。