バンドラットプルダウン / Band Lat Pull Down

メニューの目的

  1. 広背筋の強化
    広背筋を鍛えることで、投球時やスローイング動作で必要な力を引き出し、パフォーマンスを向上させます。
  2. 肩甲骨の可動性と安定性の向上
    肩甲骨の動きをスムーズにし、投球やバッティング時の肩の安定性を高め、動作の効率を向上させます。
  3. 肩関節の安定化
    肩周りの筋肉を強化することで、肩関節の安定性が向上し、投球時のケガのリスクを減らします。
  4. 体幹の強化
    このエクササイズは体幹を同時に鍛えるため、全身の連動性が高まり、スムーズで力強い動作をサポートします。
  5. バランスの改善
    背中全体のバランスを整え、肩の引き動作と押し動作をバランスよく鍛えることで、より安定したフォームを維持します。

強化部位

  1. 広背筋
    投球やスローイングの引き動作をサポートし、背中の強力な引き動作を可能にします。
  2. 僧帽筋
    肩甲骨の安定性を向上させ、肩の可動域を広げる役割を果たします。
  3. 菱形筋
    肩甲骨を内転させることで、肩の動きをスムーズにし、正しいフォームを維持します。
  4. 前腕筋群
    グリップ力を強化し、バットやボールのコントロール力を向上させます。
  5. 三角筋後部
    肩の安定性を高め、スローイングやバッティングの際の動作をサポートします。
  6. 体幹筋群
    体幹を安定させ、全身の力を効率的に伝えるために重要です。

動作ポイント

  1. バンドのセットアップ
    バンドを固定し、両手で肩幅より少し広めにバンドを握ります。肘は軽く曲げた状態で始めます。
  2. 姿勢のセット
    足は肩幅に開き、体幹をしっかりと安定させます。背筋をまっすぐに伸ばし、胸を張ります。
  3. 引き下げ動作
    肩甲骨を寄せるように意識しながら、肘を下に引き、バンドを胸の高さまで引き下げます。肩をすくめないように注意し、肩甲骨をしっかりと動かします。
  4. トップポジション
    引き下げたところで一時停止し、肩甲骨をしっかりと収縮させることを意識します。
  5. 戻す動作
    ゆっくりとコントロールしながら、元の位置にバンドを戻します。反動を使わず、筋肉を意識して動作を行います。

セット数

12回 ×3セット

この記事を書いた人

BTAでは「#フィジカル勝負」というスローガンを掲げ、圧倒的なフィジカルを手に入れて野球パフォーマンスを向上させることを目指して、フィジカルトレーニングを提供しています。また、BTAでは野球パフォーマンスはスキル50%、フィジカル50%という考えを大切にしており、そのうちのフィジカル50%を徹底的に鍛えるためのメニューや環境をご提供することが私たちの役割だと信じています。