インクライン ダンベル ヘックスプレス / Incline DB Hex Press

メニューの目的

上半身の筋力強化: ダンベルベンチプレスは、大胸筋、三角筋、上腕三頭筋を強化します。これらの筋肉は、投球やスローイングでの力強い動作に直接影響します。

左右のバランス向上: ダンベルを使うことで、左右の筋力差を調整でき、安定した動作が可能になります。特に投球フォームのバランスが重要です。

コアの安定性と連動性の向上: ダンベルベンチプレスは、コアを使って安定させる必要があり、全身の連動性を高めます。

強化部位

大胸筋

投球や打撃時に腕を前方に押し出す動作に関与します。強い大胸筋は、スローイングのパワーを増加させ、打撃時のバットスピード向上にも寄与します。

三角筋

肩の安定性と可動域をサポートします。投球時の肩の動きに直接関与し、フォームの安定とスムーズな投球を助けます。また、バットを前方に押し出す力に関与します。特にスイングの始動から加速にかけて重要な役割を果たし、バットスピードを向上させます。

上腕三頭筋

上腕三頭筋は、投球動作で腕を伸ばし、力強いリリースを行うために重要です。スローイング時に肘を安定させ、正確で力強い動作を実現します。また、スイング中のブレを防ぎ、バットのコントロールを強化するためにも、上腕三頭筋の安定性が重要です。

動作ポイント

  1. 上背部がベンチに接して安定感が得られる姿勢をキープする
  2. 腕を伸ばした状態から左右のダンベルをつけたままダンベルを胸のラインに落とし、大胸筋にストレッチをかける
  3. 胸筋・上腕三頭筋の収縮を意識しながらダンベルを押し上げる

※適切な重さを利用して可動域の確保を重視する

※上体が斜めになることで大胸筋の上部に刺激が入りやすくなる。

※ダンベルをつけた状態で動作を行うことで通常のダンベルベンチよりも胸の収縮を感じやすい

セット数

12回×3セット

この記事を書いた人

BTAでは「#フィジカル勝負」というスローガンを掲げ、圧倒的なフィジカルを手に入れて野球パフォーマンスを向上させることを目指して、フィジカルトレーニングを提供しています。また、BTAでは野球パフォーマンスはスキル50%、フィジカル50%という考えを大切にしており、そのうちのフィジカル50%を徹底的に鍛えるためのメニューや環境をご提供することが私たちの役割だと信じています。